2010 年 5 月 30 日のアーカイブ

新顔

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久しぶりに我が家のリスニングルームに新顔がやってきた。
国内ではあまりメジャーではなさそうな、B&WのCM4である。
矢野顕子さんがニューヨークの自宅で使われているとの噂もちらほら。
あちこち大きめの傷もあり、片側のツイーターのドーム部分も
ヘコミを直したあともあったりで訳あり格安だった。

これが素晴らしい結果だった。
B&Wというと少し暗目の音を想像していたのだが、このSPは違った。
良い意味でB&Wらしからぬ明るめの音。

ボーカルも適度に前に出てくるし、音に立体感があると同時に定位が
素晴らしい。ピアノはB&Wのお家芸なので言うまでもないが、
バイオリンのすすり泣くような響きもうまく出ている気がする。
が、やはり本領発揮は小ぶりなアコースティック系かと思う。
ピアノとギターのアンサンブルなどを聴いていると、ぞくっとすることが
しばしば。

それにあわせて、ビジュアルな佇まいもなんともおしゃれだ。
我が家には似つかわしくないくらいだが…
初夏の太陽が注いでいるフローリングのリビングに置いたりするのが
似合いそうなデザインだ。

いやー、とにかく参りました。降参です。
もっと早く出会えていれば…

追伸: このSPをベースにして音作りすることにしました。まずはDACです。
追伸2: Web 上にあまり情報ありませんが、クロスオーバーは 150Hz, 4Khz
らしいことがわかりました。2.5 way という記述もあったのですが、どういう
意味でしょう?
追伸3: FT17Hを入れてみた。ボーカルのセンタリングはSTでかなり制御可能な
ことがわかった。やはりちょっと強すぎるな。定数を変えなければ。また、
うちの視聴環境(べた座り)では、STの位置がトールボーイSPの上では高すぎる。
調整必要。


DSC01402.JPG

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