新顔
久しぶりに我が家のリスニングルームに新顔がやってきた。
国内ではあまりメジャーではなさそうな、B&WのCM4である。
矢野顕子さんがニューヨークの自宅で使われているとの噂もちらほら。
あちこち大きめの傷もあり、片側のツイーターのドーム部分も
ヘコミを直したあともあったりで訳あり格安だった。
これが素晴らしい結果だった。
B&Wというと少し暗目の音を想像していたのだが、このSPは違った。
良い意味でB&Wらしからぬ明るめの音。
ボーカルも適度に前に出てくるし、音に立体感があると同時に定位が
素晴らしい。ピアノはB&Wのお家芸なので言うまでもないが、
バイオリンのすすり泣くような響きもうまく出ている気がする。
が、やはり本領発揮は小ぶりなアコースティック系かと思う。
ピアノとギターのアンサンブルなどを聴いていると、ぞくっとすることが
しばしば。
それにあわせて、ビジュアルな佇まいもなんともおしゃれだ。
我が家には似つかわしくないくらいだが…
初夏の太陽が注いでいるフローリングのリビングに置いたりするのが
似合いそうなデザインだ。
いやー、とにかく参りました。降参です。
もっと早く出会えていれば…
追伸: このSPをベースにして音作りすることにしました。まずはDACです。
追伸2: Web 上にあまり情報ありませんが、クロスオーバーは 150Hz, 4Khz
らしいことがわかりました。2.5 way という記述もあったのですが、どういう
意味でしょう?
追伸3: FT17Hを入れてみた。ボーカルのセンタリングはSTでかなり制御可能な
ことがわかった。やはりちょっと強すぎるな。定数を変えなければ。また、
うちの視聴環境(べた座り)では、STの位置がトールボーイSPの上では高すぎる。
調整必要。
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2010 年 6 月 5 日 07:40
2.5wayは2way+サブウーファーという意味ではないかと思います。真ん中のスピーカーがフルレンジみたいに広い帯域を担当しているんですね。こういう構成だと元気な音になる傾向のような気がします。
2010 年 6 月 8 日 02:15
ありがとうございます。
なるほど、フルレンジに近い構成だから伸びやかな感じになるんですかね。
ケブラースコーカーが4KHzまで伸びているからできる技でしょうか。
その後の調べで、CM4はマルチチャネルのフロントとして設計されているらしいとわかりました。
そのあたりも音作りに影響しているのかもしれません。センターのCMCにも興味出てきましたが…