2011 年 5 月のアーカイブ

台湾

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今週は台湾に出かけた。仕事である。
台湾を訪れるのは初めて。

思えば、17年前に初めて購入した PC は台湾製 Mitac 製であった。

いったいどんなところだろうと思っていたが、素晴らしい地であった。
あちこちにファミリーマート、セブンイレブン、吉野家、モスバーガーがあるのは
どうでもいいことなのかもしれないが、街並みと人がなんとなくなじみやすい。

歩いている人たちも日本人と同じ顔をしているので欧米を訪れたときのような
妙な圧迫感が無い。
顔の問題だけなのだろうか…と、上海に行った時の事を思い出すとそれだけでは
なさそうだ。

いわゆる、アティチュードが本土とは違う。
それを一番・一瞬感じたのは台北の電車の駅のエスカレータだ。
大きな荷物を持ってよたよた歩く私に、「どうぞ、お先に」とジェスチャーで
示してくれる紳士がいた。これ、上海ではありえないよ。
文化というのはそういうものなのかもしれない。

食べ物は台湾中華というのか、全体的に油あっさり、味あっさり、出汁で食べさせる系
のいかにも日本人好みの傾向だ。最高にうまかった。ホテルの朝食バイキングを除いて
全部中華料理を食べ続けたことになる。
おかげで二日間いただけなのにウエストが1cmくらい増えた気もする。

今回は NEX-3 + CONTAX 28mm/2.8 のみを携えて。
特に記載ない限り全て F2.8 開放(だったはず…)

今回は羽田から ANA で。羽田の国際線ビルはこじんまりとしていて好感が持てた。
問題はそこまでのアクセス。成田なら観念して NEX を使うのだが羽田だと
あれこれ電車を乗り継ぎしてラッシュ電車をかきわけながらたどり着くことになる。

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いきなり台北初日のレストラン。台湾出身の会社の同僚(?)に案内してもらった
飲茶のレストランだ。台北そごうの中にある。7:30 PM くらいに到着したが
20 組待ち。が、さすがにうまかった。こんなに頼んで食いきれるのだろうか
と不安に思ったが全部たいらげてしまった。

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台湾は不思議なことにあちこちに日本語が表示されている。
単に日本人向けの表示ではなさそうだ。日本語がなにかのステータスという
わけではないのだろうが、アクセントにはなっているような気がする。

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電車の中の広告。どこかで見た女性だと思ったら小池栄子らしい。
美白化粧水だ。

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たらふく食った後に台北から新竹へ高鐡(新幹線)で移動。

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使い込まれている感じがとても良い。

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車内席は日本の新幹線と同じく 2 x 3 なのだが、なんとなく広く感じる。

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新竹のホテル。部屋はドイツのシュツットガルトで泊まったホテルよりもずっと
良かったなぁ。

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翌日仕事の後に行った新竹の飯店。ここは中国的庭園を売りにしているらしい
のだが、なんとなくこけおどし的、観光向けな印象。

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最終日、ホテルの朝ごはんの様子を。これは F8 だ。(たしか…)
この隅々まで破たん無く立体的な写りはやはり良いなぁ。
(縮小状態ではよくわからないのでクリックして当倍を見てくださいな)

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午前中に先方の会社のデモを見せてもらった後に空港へ。
空港でラーメンを食べる。台湾ビールをおともに。
ま、要するに、なにか理由(仕事中とか)がなければいつも飲んでいるということだ。
わはは。

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Elmarit-R 135/2.8 + α700

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そういえばこのレンズの写真をこちらには上げていなかったことに気づく。
ので、一ヶ月以上前の古い写真だ。
Leica Elmarit-R 135/2.8 を入手したので、αマウントに改造。
改造とは言っても、Leica-R とαマウントはフランジバックで 2.5mm の差、
さらに、ネジ位置が微妙に合う。このため、可逆改造が可能。気楽に行ける。
昔にストックしておいたジャンクなαレンズから取り出したマウント部の
円周内側のでっぱりをやすりで削り落とし、マウント部を交換するだけ。
さらに好都合なことに、このαマウント部はちょうど 2.5mm のはかまがある。
ただし、これを使うと絞りが固定になる。ということで、開放 2.8 の状態で
ネジ止めすることに。
今回はボディはα700なので、35mm換算で言うと 200mm くらいの画角だ。

試写のためにいつもの郷土の森にでかける。
入り口の椅子を。質のよいフレアだ。

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お茶会が開かれていて、着物の女性が。
優しく質感が出ていると思う。

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少し高いコントラストの被写体を。
不思議とレトロな感じがする。

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日陰のたんぽぽを。
ぼけの溶け込み方ももまずまず良い。

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赤の出方を見たくてこれを。自然な赤だ。
これに限らないが、このレンズ、見た目と同じ色を出してくれる印象。
新緑の緑、花の紫なども、見た目と近い発色をしてくれる気がする。

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何気な古い建物の窓枠を。

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茅葺屋根。等倍で見てもかなり解像しているが、それ以上にうまくまとまった
絵になっている。

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全体的な印象としては、「見たままが撮れる」かなぁ。
ちゃんとベンチマークしなければ検証できないが、それは趣味としては
つまらない。長い時間をかけてやっていこう。

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五月連休

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連休明けの一週間が終わったので、やっと写真の整理ができたところでアップ。
今年の五月連休か天候も今ひとつ、震災の影響があちこちに、ではあったが、
それほど悪いものではなかった。
少し遠出をする時には NEX-3 + CONTAX レンズというのが定番になりつつある。
今回はα900で撮影したもの以外は NEX-3 + Distagon28/2.8だ。
NEX 純正レンズは全く使わなくなったなぁ。今、どこにあることやら。

4/30、立川の南極・北極科学館を訪問。かなり不便なところにある。
多摩モノレールの駅を降りて目の前にある公園で、地元の人に場所を尋ねたのだが
皆、要領を得ない。地図を頼りにたどり着く。
どうやら、つい最近に国立極地研究所が他から移転してきたときに一緒に
作られたものらしい。
印象的だったのは受付/事務局の方々が非常に優しいというか前向きというか、
役人的でないというか、とにかく、良い。
誇りを持って仕事をしているのがよくわかる。こうありたいと思う。

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南極探検車だ。状態はかなり良い。
製造はコマツなんだな。

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内部にはこのブログを訪れる方々には懐かしいというか青春の垂涎の的というか、
やっぱりコリンズの無線機が設置されていた。
そういえば、「コリンズ、ぽこん」ってのがあった。

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高層気象ゾンデの実物が展示されている。
気球にくっつけて飛ばすやつだ。表面に書かれている文句がなかなかおもしろい。
電池も入っているので、不燃物として捨てるのはまずいだろう…

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昭和基地の模型もある。結構精密。

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5/1、多摩六都科学館へ。
ここもかなーり不便な場所だ。今回の連休は普段行けそうにない、この手の
気になっている場所を攻略する方針にて。

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バスを乗り継いで入り口にたどり着いたところでいかにもなオブジェに出会う。
まるでカラーバーのようではないか。

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ちょうどロボット系の催し物があって、なんとも懐かしいロボットに出会った。

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上の方のフロアにはこんなものも。
うーむ、ここの科学館では忙しくて写真をほとんど撮れなかったが、
たくさんの興味深い展示物があった。また今度。

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5/2、友人が遊びにくるので宿題だった mini DAC1242A の最終的な組み上げを。
このために基板を起こしたのでとてもコンパクトに仕上げることができた。

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5/4、天気が回復したので多摩六都科学館で買ってきた熱気球実験キットを
試すために多摩川へ。見た目、非常に謎の物体だ。写真では見えないが
テグスで接続されている。風が強かったため、熱で浮いているのか風で
浮いているのかさっぱりわからない状態になってしまい、実験としては失敗。
この写真の直後、野球少年によってテグスが切られ、気球が自由飛行状態から
木に引っかかり破断することに。うーむ、修理可能だろうか…

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5/5、そう。本来は毎年のこの連休は当地の神社の例大祭とともに過ごしてきたのだ。
が、今年は三社祭の中止に影響を受けてお神輿・太鼓など全て中止になってしまった。
去年のここらあたり
と比較してもらえると違いがわかっていただけるかも、と思う。

いやいや、しかし神事は粛々とおこなわれるので神社へ。
ちょうど今年は大國魂神社の中門(西門?)がリニューアルされた年でもある。
檜がむせぶように香る。

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祭事は無いのだが、神社には御旗が飾られていた。

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神事のお馬さん。流鏑馬はなかったので不満そう。

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普段の年はお神輿に乗せられてくるご神体が今年はこの「唐櫃」に収められて
鎮座している。私は唐櫃を初めて見た。ある意味貴重な写真になるのかもしれない。

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