各社50mm/1.4対決

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今回はかなりマニアックな記事。

日曜日はよく晴れて気温も上がり久々の小春日和だった。
子供を連れていつもの府中郷土の森にでかけた。梅は完全に終わっていたのが残念。

兼ねてから気になっていた SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM(α)が土曜日に届いたので
MINOLTA AF 50mm/1.4, CONTAX Planar 50mm/1.4(改) を比較のために持ち出した。
この件では何回か記事を書くと思うが、まずは第一弾。

クロッカスを被写体に比較してみる。
まず、F2.8 でのそれぞれのレンズの描写。
被写体への距離はほぼ 70cm 程度。

SIGMA 50mm/1.4

DSC07600.JPG

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α900 + SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM@F2.8

MINOLTA 50mm/1.4

DSC07607.JPG

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α900 + AF50mm/1.4@F2.8

Planar 50mm/1.4

DSC07614.JPG

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α900 + P50mm/1.4@F2.8

以下は、ピクセル等倍に引き伸ばした絵のキャプチャー。
左からSIGMA, MINOLTA, Planarの順。

最初は開放 F1.4 の絵。参考のためにヒストグラムも表示してある。
まず、中心部。
少し露光オーバー気味なのは割り引いても、いずれもハロ気味な絵になってはいる。
これは大口径レンズではしょうがないだろう。
が、SIGMAのこのレンズは前玉をf1.2相当で設計して、内部のフレアカッター
によって実質f1.4になっているという前評判だったのでこの点は少し意外だった。

50mm-1.4-1.JPG

が、次の絵が衝撃的。
中心部の少し上の部分のピクセル等倍。
SIGMA のぼけの滑らかさが圧倒的なのがわかっていただけると思う。

50mm-1.4-2.JPG

次はF2.8の比較。
一枚目ではP50/1.4の被写界深度が深めに思える。
二枚目ではP50/1.4のアウトフォーカス部分がシャドーに落ちていて好み。
が、これは微妙な露出の違いによるものかも、という気がする。


50mm-2.8-1.JPG


50mm-2.8-2.JPG

次はF5.6の比較。
ここでも、P50/1.4 の被写界深度の深さが目立つ。
近中距離で撮影すると、P50/1.4 は画角が相対的には狭く感じるので単純には逆なはずなのだが、レンズ構成などによる差なのだろうと思う。
また、いずれの絵でも Planar の紫の出方に好感が持てる。


50mm-5.6-1.JPG


50mm-5.6-2.JPG

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サイトリニューアル

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今までMovableType4.1を使ってサイトを構築してきましたが、カスタマイズなどいろいろと限界を感じてきたため、ブログシステムをWordpressに移行しました。
今までのエントリーと、いただいたコメントは全部移植したつもりです。

これを機会にすべてのエントリーのタグ情報を入力しなおしました。
画面右に表示されているタグクラウドもこれで少しは役に立つようになるのではないかと期待しています。

写真上にマウスを持ってきたときに表示されるEXIF情報のポップアップがまだうまく動作していませんが、その他の不具合(リンク切れなど)にお気づきがありましたらコメントいただけると助かります。
現在使っているテーマが英語版のため、日付表示などなどちょっと変なところもありますがこれはおいおい修正していく予定です。

今後ともよろしくお願いいたします。

追記: EXIF ポップアップは動作しました。主立った部分の日本語化も完了したつもりですが、おかしなところがあったらコメントお願いします。

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APL125mm/2.5+P50/1.4@郷土の森

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今日は良い天気だった。
ちょっと朝寝坊してしまったが午後からいつもの郷土の森に。
まだα900で使っていなかったアポランサー125/2.5とプラナー50/1.4(改造)を持ち出した。
APL125/2.5はご存知のとおり、フォクトレンダーのレンズの中では唯一(だと思う)αマウントがあるレンズ。プラナー50/1.4は昔のエントリーで書いたとおり、マウント改造したものである。
梅祭りもこの土日で終わりらしいが、暖冬のせいで梅はほとんど終わり。
主に梅以外の被写体を拾ってみた。

APL125/2.5 はマクロレンズなことを思い出し、草むらの小さな花を。
もともとあっさり傾向の色ではあるが、この描写はやはりマクロなんだなぁと思わせるものがある。この枯葉のあたりの表現が私は好きだなぁ。

DSC07278.JPG

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α900+APL125/2.5@F3.5

同じく、APL125/2.5で梅。
やはり、背景はちょっとうるさいかなぁ。

DSC07280.JPG

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α900+APL125/2.5@F3.5

さて、プラナー50/1.4である。
本当は、昔のエントリーにある三月人形を撮りたかったのだが今年はなかった。
(この一ヶ月ずっと期待して訪れていたのだが結局出てこなかった…)
今回の写真はこの郷土の森に移設された、旧役所である。
不思議なのは、α700で使ったときよりもピンあわせが難しかったような印象。
単に条件(光量など)の問題なのか、相性の問題なのかは不明。
(実は私の視力低下が原因かもしれない…それは寂しいなぁ。)
なのだが、開放で撮ったものは全滅。
以下、F2.8 なのだが、それでも甘い。
しかしこのレンズの味を見てもらうために上げますぅ。

一枚目は入り口のスナップ

DSC07366.JPG

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α900+P50/1.4@F2.8

「町長室」

DSC07368.JPG

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α900+P50/1.4@F2.8

再び入り口のスナップ

DSC07369.JPG

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α900+P50/1.4@F2.8

再び、APL125/2.5を装着して。
そうそう、マクロなんだよな、ということでこんな絵を。
葉ボタンです。

DSC07398.JPG

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α900+APL125/2.5@F5.6

やはりこういう絵が好きだなぁ、私は。

DSC07421.JPG

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α900+APL125/2.5@F2.5

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深大寺再訪

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この週末も天気に恵まれたので、先週に引き続き深大寺を訪れた。
先週は STF だったので、今回はα900 + AF200/2.8 HS を中心に。
このレンズはα700の時に比べると AF が非常に速くなっているのを感じる。
HS (High Speed)の名に恥じない速度で小気味よいテンポで撮影できた。

話は違うが…
これまでいろいろなシェアウエア/フリーウエアのブログエディタを使ってきたが、サーバ側の問題で大きな写真(8M byteなど)をXMLRPC経由(metaWeblog.newMediaObject)で投稿するとかなり高い確率でタイムアウトしてしまい、α900にしてからは投稿が苦痛になっていた。
これを打開するために、ブログ投稿ツールを自作してみた。
サムネイルの生成は縦横自動判別でローカル(ImageMagickのconvert)におこない、写真本体とサムネイルは scp にてサーバに転送。
テキストベースで(vi)作成した元ブログ記事に簡単なマークアップ処理(写真に a, img タグを付加)を施して XMLRPC 経由でMovableType(または Wordpress)にポストする、という仕組みである。
この方法だと写真/サムネイルはMediaObjectとしてMTデータベースに登録されないことになるが、まあ細かいことは気にしない。
思っていたよりもmetaWeblog APIは単純で、正味3時間ほどで実装できた。
今回はこのツールのテストを兼ねてポストしてみる。

深大寺方面から植物園に行くにはこの坂を上る。
ベビーカーを押して上るのは結構きつい坂だ。

DSC06721.JPG

α900+AF28/2@F2
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初冬を楽しませてくれた水仙もそろそろ終わりかけている。

DSC06784.JPG

α900+AF200/2.8HS@F2.8
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白梅に比べて紅梅は形良く咲く花が少ないように感じる。
一枚目は逆光気味でコントラストが落ちているのがわかる。

DSC06831.JPG

α900+AF200/2.8HS@F2.8
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DSC06836.JPG

α900+AF200/2.8HS@F2.8
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前回に続いて桃色の強い梅を、少し絞って。「見驚」という品種らしい。

DSC06894.JPG

α900+AF200/2.8HS@F4
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DSC06897.JPG

α900+AF200/2.8HS@F4
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この後ろの光点ぼけを見るとミノルタは良い仕事をしてきたのだなぁ、とつくづく思う。

DSC06906.JPG

α900+AF200/2.8HS@F4
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梅林から少し離れたところにはクリスマスローズが群生している。

DSC06924.JPG

α900+AF200/2.8HS@F2.8
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ここの植物園には亜熱帯の植物を中心にした温室もある。が、一枚目はさつき(かな?)。
調べてみるとさつきは「さつきつつじ」の略称らしい。

DSC06990.JPG

α900+AF200/2.8HS@F3.2
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DSC06996.JPG

α900+AF200/2.8HS@F9
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熱帯睡蓮も咲いていた。熱帯系の植物は元々コントラストが高めなので被写体にしやすい。

DSC07021.JPG

α900+AF200/2.8HS@F5.6
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温室の休憩場所には例年通り、花のカクテルがあしらわれている。
レフ板が欲しかった…

DSC07027.JPG

α900+AF200/2.8HS@F5.6
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出口近くにはたくさんの種類の胡蝶蘭が植わっている。

DSC07034.JPG

α900+AF200/2.8HS@F5.6
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DSC07037.JPG

α900+AF200/2.8HS@F2.8
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DSC07050.JPG

α900+AF200/2.8HS@F5.6
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やさしい夕陽が射していた。

DSC07058.JPG

α900+AF200/2.8HS@F4
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深大寺

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週末は2月とは思えない陽気で、日曜日には、蕎麦と梅を目当てにSTFを掴んで深大寺にでかけた。


蕎麦屋の招き猫が歓迎してくれる。



α900+STF@T4.5
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そばを食べた後には坂を上って神代植物公園に。実は梅の季節にここを訪れるのは初めてであることがわかった。深大寺門から入って右側すぐに梅の森がある。土曜日から気温が上がって梅は真っ盛りだった。見事、の一言。
地形的には盆地風に作ってあるせいもあり梅の香りが充満している。
蝋梅もたくさん植わっている。


α900+STF@T4.5
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α900+STF@T4.5
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たまにはランドスケープの写真を。
なんとなく、鈴の音が聞こえてきそうな気がする絵になった。


α900+STF@T4.5
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この手の桃色の梅は桜の季節を想起させてくれるので好きだ。


α900+STF@T4.5
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α900+STF@T4.5
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STFを少し絞って使ってみた。絞って中距離で使うとすばらしい立体感を見せてくれる。
…と思ったのだがサムネイル生成ソフトがいまいちでわかりにくいような気がする。うーみゅ。


α900+STF@T8
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