Elmarit-R 135/2.8 + α700

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そういえばこのレンズの写真をこちらには上げていなかったことに気づく。
ので、一ヶ月以上前の古い写真だ。
Leica Elmarit-R 135/2.8 を入手したので、αマウントに改造。
改造とは言っても、Leica-R とαマウントはフランジバックで 2.5mm の差、
さらに、ネジ位置が微妙に合う。このため、可逆改造が可能。気楽に行ける。
昔にストックしておいたジャンクなαレンズから取り出したマウント部の
円周内側のでっぱりをやすりで削り落とし、マウント部を交換するだけ。
さらに好都合なことに、このαマウント部はちょうど 2.5mm のはかまがある。
ただし、これを使うと絞りが固定になる。ということで、開放 2.8 の状態で
ネジ止めすることに。
今回はボディはα700なので、35mm換算で言うと 200mm くらいの画角だ。

試写のためにいつもの郷土の森にでかける。
入り口の椅子を。質のよいフレアだ。

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お茶会が開かれていて、着物の女性が。
優しく質感が出ていると思う。

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少し高いコントラストの被写体を。
不思議とレトロな感じがする。

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日陰のたんぽぽを。
ぼけの溶け込み方ももまずまず良い。

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赤の出方を見たくてこれを。自然な赤だ。
これに限らないが、このレンズ、見た目と同じ色を出してくれる印象。
新緑の緑、花の紫なども、見た目と近い発色をしてくれる気がする。

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何気な古い建物の窓枠を。

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茅葺屋根。等倍で見てもかなり解像しているが、それ以上にうまくまとまった
絵になっている。

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全体的な印象としては、「見たままが撮れる」かなぁ。
ちゃんとベンチマークしなければ検証できないが、それは趣味としては
つまらない。長い時間をかけてやっていこう。

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五月連休

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連休明けの一週間が終わったので、やっと写真の整理ができたところでアップ。
今年の五月連休か天候も今ひとつ、震災の影響があちこちに、ではあったが、
それほど悪いものではなかった。
少し遠出をする時には NEX-3 + CONTAX レンズというのが定番になりつつある。
今回はα900で撮影したもの以外は NEX-3 + Distagon28/2.8だ。
NEX 純正レンズは全く使わなくなったなぁ。今、どこにあることやら。

4/30、立川の南極・北極科学館を訪問。かなり不便なところにある。
多摩モノレールの駅を降りて目の前にある公園で、地元の人に場所を尋ねたのだが
皆、要領を得ない。地図を頼りにたどり着く。
どうやら、つい最近に国立極地研究所が他から移転してきたときに一緒に
作られたものらしい。
印象的だったのは受付/事務局の方々が非常に優しいというか前向きというか、
役人的でないというか、とにかく、良い。
誇りを持って仕事をしているのがよくわかる。こうありたいと思う。

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南極探検車だ。状態はかなり良い。
製造はコマツなんだな。

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内部にはこのブログを訪れる方々には懐かしいというか青春の垂涎の的というか、
やっぱりコリンズの無線機が設置されていた。
そういえば、「コリンズ、ぽこん」ってのがあった。

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高層気象ゾンデの実物が展示されている。
気球にくっつけて飛ばすやつだ。表面に書かれている文句がなかなかおもしろい。
電池も入っているので、不燃物として捨てるのはまずいだろう…

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昭和基地の模型もある。結構精密。

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5/1、多摩六都科学館へ。
ここもかなーり不便な場所だ。今回の連休は普段行けそうにない、この手の
気になっている場所を攻略する方針にて。

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バスを乗り継いで入り口にたどり着いたところでいかにもなオブジェに出会う。
まるでカラーバーのようではないか。

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ちょうどロボット系の催し物があって、なんとも懐かしいロボットに出会った。

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上の方のフロアにはこんなものも。
うーむ、ここの科学館では忙しくて写真をほとんど撮れなかったが、
たくさんの興味深い展示物があった。また今度。

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5/2、友人が遊びにくるので宿題だった mini DAC1242A の最終的な組み上げを。
このために基板を起こしたのでとてもコンパクトに仕上げることができた。

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5/4、天気が回復したので多摩六都科学館で買ってきた熱気球実験キットを
試すために多摩川へ。見た目、非常に謎の物体だ。写真では見えないが
テグスで接続されている。風が強かったため、熱で浮いているのか風で
浮いているのかさっぱりわからない状態になってしまい、実験としては失敗。
この写真の直後、野球少年によってテグスが切られ、気球が自由飛行状態から
木に引っかかり破断することに。うーむ、修理可能だろうか…

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5/5、そう。本来は毎年のこの連休は当地の神社の例大祭とともに過ごしてきたのだ。
が、今年は三社祭の中止に影響を受けてお神輿・太鼓など全て中止になってしまった。
去年のここらあたり
と比較してもらえると違いがわかっていただけるかも、と思う。

いやいや、しかし神事は粛々とおこなわれるので神社へ。
ちょうど今年は大國魂神社の中門(西門?)がリニューアルされた年でもある。
檜がむせぶように香る。

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祭事は無いのだが、神社には御旗が飾られていた。

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神事のお馬さん。流鏑馬はなかったので不満そう。

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普段の年はお神輿に乗せられてくるご神体が今年はこの「唐櫃」に収められて
鎮座している。私は唐櫃を初めて見た。ある意味貴重な写真になるのかもしれない。

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春の花たちと STF

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なんとも凡庸なタイトルだが…
今年の冬は寒さが厳しく、3月に入ってもなかなか暖かくならなかったせいで
春の花たちがここにきて一斉に花をつけている。
STF + α900 で自宅から散歩がてら撮影。

自宅庭先の写真を撮影していたら隣家の方に声をかけられて、
「うちにも咲いているよ」と。
桜草だった。
桜草といえばピンクだと思っていたが黄色のものもあるのだなぁ。
そういえば、昔、一度だけ日本桜草の栽培に挑戦したことがある。
が、一年だけで終わってしまった。根で増えるタイプなのだが二年目は
芽が出なかった。

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こちらは例年どおりの自宅の花ニラ。
何を植えてもだめだった、条件の悪い花壇に一番最初に根付いたのがこれだった。
知り合いから譲ってもらった苗が見事に繁殖中。

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確か五年目の海棠。これは鉢植え。植えつけた当初はしょぼしょぼとしか
花がつかなかったがここ二年くらいはぎっしりと花をつけてくれる。
海棠は強剪定ができるので、コンパクトにまとめられるのが嬉しい。
剪定の結果、二年目以降ほとんど枝ぶりが変わっていない。
もう少しはっちゃけてほしいのだが。

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恒例の大國魂神社のしだれ桜。
今年の花付きはかなり悪かった。おそらく例年の半分以下の花数しかなかった
のではなかろうか。去年の酷暑がたたったのか。記憶の限りではこれほど不作の年
は初めてだ。
背景は今年改築されたばかりの中門。まだ建築途中だが屋根の銅の色がまぶしい。

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AF100/2

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同日、MINOLTA AF100/2 も持っていたので後半の30分ほどはこの慣れ親しんだ
レンズにて。やはり長めの玉のほうが使いやすい。性にあっている。

実に形のよい紅梅がある。

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藁葺の門を内側から。

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誰でも遊べるように竹馬が置いてある。いーい光線具合だった。

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帰り道にはハナニラが咲いていた。

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α900 + Elmarit-R 35/2.8

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やはりオールドレンズはフルサイズのイメージサークルで使ってこそ
味が生きるのだろう、ということで今回はα900に装着。

もともと、M42 マウント改造済みの玉だったので新たなアダプタを購入することなく
使えるはずだったのだが、どういうわけか近代のアダプタが見つからない。
やむなく安めのM42-αアダプタを間に合わせで購入。
アルマイト製なので安っぽく耐久性に難有りとみたがまあしょうがない。

この日(日曜日)もすさまじく花粉が飛んでいたが、いつもの郷土の森へ。
絞りはいずれも開放2.8(だったはず)。

いつものエントランスの石畳を。

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ポピーの花を。やはりボケは厳しい。
しかし、どういうわけか懐かしい写りで、背景の建物が
廃墟のように感じるのはなぜなのだろう。コーティングのせいか?

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以前も撮影したボールを。
EOS でこのレンズを使っている人も書いていたが、この手の緑の表現がうまい。

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敷地内には古い木造の校舎があるが、その二階の教室を。
周辺光量落ちがいい塩梅にアクセントになっている。

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こういう被写体には向いているなぁ。

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クロッカスをクローズアップで。
やはりボケはいまいち。こういう使い方には向いていないようだ。

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これくらいの距離感だとうまい具合なボケになる。
光量が少ないが色乗りもなかなか良い。

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