EOS-30D+Distagon35mm/1.4

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今日も昼頃から良い天気になってきたので外に撮影にでかけることにした。
昨日は30Dでかなりストレスをためこんだので、今日はα700もお供に持っていくことにした。
この関係で機材はカメラ用リュックサック一杯になってしまった。
持ち出した機材はEOS-30D, Distagon35/1.4, Nikkor135/2, Sonnar135/2.8, α700, AF100/2, STF。
三脚は持ち出さなかったが重量は優に5kgは超えているだろう。
これを徒歩で運ぶのはつらい。またもや我が家の機動力、子供乗せ自転車の登場である。
(走行中はリュックは背負って運搬していますので安心してください>師匠)

というわけで自転車で行ける距離の行き先を考え、京王多摩川のアンジェに決めた。
ここはその昔は京王百花園という名前で、小石川と並ぶ花菖蒲中心の鬱蒼とした
湿式花園だったのだが今風のおしゃれな西洋花園に変わってしまった。
そういえば、菖蒲の季節には一般に俳句をその場で募集していたりもした。
20年くらい前に詠める「紫雲に鷺舞い降りぬ菖蒲畑」だったかな、わはは。

昔の方が趣があったなぁ…
アンジェになると同時に花菖蒲が一本も無くなってしまったのはショックだった。
あの大量の苗は今どこに??

久しぶりに行ったのだが、行くたびに思うのはやはり神代植物公園とは規模がまったく
違うので花の数が少ない。これで同じ500円の入場料金とはいかがなものか。

能書きはこれくらいで作例である。

とりあえず、今回のエントリーはDistagon35/1.4のものを。
Minolta AF35/1.4も良いレンズだが、このレンズはやはりすごいレンズだと思う。
良いファインダーが欲しくなる。EOS-30DでMFするのは私にとってはかなり苦行である。

昨日のお約束の通り、花以外のものを3例。

我が家の機動力、子供乗せ自転車。
立体感のある描写とサドルの質感あたりはさすが。
開放なのでフレアっぽくなるところはあるのだが、なんというかそのフレアさがいかにも上品なのだ。
デジタル時代になって(なる前からそうだが)スペック至上主義の昨今であるが、こういう質の差が次の
10年に要求されるのではないかと思ってしまう。
(サムネイルではいまいちわからないので大きくしてみてくださいね。)


IMG_3184.JPG

EOS-30D+Distagon35/1.4@F1.4
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次は近所の高安寺の石仏である。
メインの対象だけではなく、手前の雑草も、左側の石柱もいーい具合の表現になっている。

IMG_3148.JPG

EOD-30D+Distagon35/1.4@F1.4 露出補正-0.7
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次は府中郷土の森の茶室のついたてを。
木肌の表現が深みがあってなかなか良い味わい。

IMG_3197.JPG

EOS-30D+Distagon35/1.4@F2 露出補正-1.0
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次は今日のメインの目的地アンジェの花を3例。いずれもD35/1.4。

この花は昨日Nikkor135/2でも撮影したが(花の個体は別)、やはり描写が違う気がする。
よく言われるように、Zeissの方が油絵に近い、色の粘り強さを感じる。
ただの気のせいなのかもしれないが。

IMG_3206.JPG

EOS-30D+Distagon35/1.4@F2 露出補正-1.7
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アンジェに花菖蒲は無いが黄菖蒲はあちこちにある。


IMG_3155.JPG

EOS-30D+Distagon35/1.4@F2 露出補正-0.7
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これはなんと言う花なのか、ねぎぼうずのような。レンガの背景のぼけ描写がいいなぁ。


IMG_3170.JPG

EOS-30D+Distagon35/1.4@F1.4 露出補正-0.7
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EOS-30D

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ことの起こりは、こうだ。

連休前にひょんなことからNikkor 135/2がやってきた。
もちろんフランジバックの関係からα700には装着できない。
じゃ、どうするか。Nikonのボディを購入するか。
しかし、当面Nikkorではこのレンズ以外を使うつもりはない。
が、コンタックスのレンズは何本かマウント改造するつもりで既に所有している。
これはEOSを手に入れてマウントコンバータを使うのが順当ではないか。

幸い、30Dの中古価格はかなりこなれてきているので試してみたくなった。
…というわけで我が家にEOSがやってきた。
キャノンのカメラを使うのは子供の頃に父親のAE-1を借りて使って以来のことである。

師匠のご好意で、F-EOSなアダプタと、Distagon35/1.4、Sumicron50/2もお借りすることができた。
早速試写である。
30Dのファインダーはそれ以前の機種と比べるとかなり良くなっているという噂を聞いていたが
視力の弱い私にはまったくだめである。やむを得ず、ペンタックスの拡大(x1.18)ファインダーを装着。
かなり改善した気がする。
持ち出した機材はEOS-30D, Distagon35/1.4, Sonnar135/2.8, Nikkor135/2。
機材の運搬には機動力が必要である。我が家の機動力と言えば自転車。
幸い今日はよい天気。荷台に積んで調布の神代植物公園に出撃である。
ちょうど今日からバラ祭りが始まったところ。すごい人出であった。
券売機に50人以上は並んでいた。こんなのは初めて。

というわけで作例…なのだが、出て来た写真を見てわかったのはピンの甘いものが非常に多い。
拡大ファインダー装着状態でもやはりピント合わせが(私にとっては)厳しいことがわかった。
α700のファインダー性能の素晴らしさを再認識する結果になった。

うーみゅ、どうしたものか。

以下、作例なのだが共通するパラメータはWB=晴天、スタンダード、JPEG撮って出し。
D35/1.4はやはりすごいレンズであることはよーくわかったのだが、いかんせん開放では
ピンが合わない。悲しい。

まず最初はNikkor135/2@F2.8とSonnar135/2.8@F2.8の対決。
思ったよりも色味は変わらないが、ぼけの味つけが全く違うのはやはり予想通り。


IMG_3000.JPG

Nikkor135/2@F2.8 ISO100
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IMG_3002.JPG

Sonnar135/2.8@F2.8 ISO100
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以下3枚はNikkor135/2開放。
個人的な好みは一枚目のような日本的な絵なのだが、やはり私は日本のレンズが性に合っているのかなぁ…
三枚目はピンが甘いのを承知で上げている。


IMG_2963.JPG


IMG_2991.JPG


IMG_2997.JPG

次はSonnar135/2.8@開放を三枚。


IMG_3032.JPG


IMG_3027.JPG


IMG_3029.JPG

最後はDistagon35/1.4なのだが、困った。ピンが合っているのがほとんどない。
なけなしの二枚を上げる。ファインダーの快適さに調子に乗って開放で撮り続けた私が
悪うございました…


IMG_3064.JPG


IMG_3060.JPG

もともと、私はどうもバラを撮るのが昔から苦手だと逃げを打っておこう^^;)
明日は時間が許せば花以外のものにもチャレンジしてこようと思う。

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例大祭

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毎年ゴールデンウイークの後半は当地府中大國魂神社の例大祭である。
これが楽しみでゴールデンウイークは毎年地元で過ごすことになる。

これを力持ちの男子がくるくるまわす。


DSC04131.JPG

α700+AF200/2.8@F2.8
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わが町の神輿


DSC04103.JPG

α700+AF35/1.4@5.6
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大國魂神社に集まった六社の神輿を。


DSC04154.JPG

α700+AF200/2.8@F2.8
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隣町の神輿のタペストを。いーい赤だと思う。


DSC04267.JPG

α700+AF35/1.4@F3.6
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もひとつ神輿を。


DSC04151.JPG

α700+AF200/2.8@F3.5
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那珂川桜遠景

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一つ前のエントリーで書いた西伊豆桜旅行はいつも変わらないルートで、土肥→松崎なのだが
那珂川河畔の桜がいつもの楽しみ。特に大沢温泉の桜は「きれいな小川+桜+寝転べる河畔+やぎ」
などあって、ほぼ理想的な条件を満たしている。
ここには4年ほど前までは「大沢荘」という安めの宿があって毎年泊まっていたのだが 、
もうなくなってしまった。夜にここの露天でカジカの鳴き声を聞くのが楽しみだったのだが…

写真は大沢温泉ではなくて松崎の那珂川河口の桜。α700+AF100/2@F8。
このレンズは絞っても素晴らしい。


DSC03530.JPG

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鰻 小川屋

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ここ20年くらい桜の季節には西伊豆に旅行しているが、その締めくくりに寄る店がここ、下田の小川屋。
「客の顔を見てから鰻を割く」系の店なので予約の電話を入れると到着時間に合わせて料理してくれもするのだが
それもつまらないので「ゆっくり待たせてもらいます」と予約して酒を飲む。
桜の季節には、備長炭の炭であくぬきをしたわらびのおひたしが楽しみ。
鰻は柔らかすぎず、脂も抜けすぎず、たれも甘すぎず、炭の香ばしさがとても活きた逸品だと思う。
ここの鰻を食べてからは東京で鰻を食べなくなった。
特に秀逸なのは肝吸い。ごく薄めの味付けもあって炭火の香りがふうわりとする。
恐らく肝を炭火で軽くあぶっているのだと思うが。

撮影はα700+AF35mm/1.4。


DSC03705.JPG


DSC03692.JPG


DSC03698.JPG


DSC03700.JPG

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