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桜旅行

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また久しぶりになってしまった…
上げたい写真はたくさんあるのだが、時間が無い。
今回は4月第一週の旅行の写真。
いろいろ荷物が多かったのでα700+AF100/2+AF35/2がお供。

会社員、特にマネージャーにとって死ぬほど忙しいこの時期に休暇を取るのは
本当に心苦しいのだが、一生であと何回桜を見ることができるかを考えると
ここはやはり行かねば。

いつもどおり、新宿からロマンスカーあさぎり3号で沼津へ。

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沼津港の寿司屋で桜えびのかきあげを堪能。
(写真を撮り忘れて少しかじってから撮ったので左側が欠けている…)
桜えびは駿河湾の名産だ。特にこの時期が旬。

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沼津から土肥まで船で行くのだが、
去年も書いたが、毎年船が小さくなっている気がする。

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船内の客室にもこのような表示デバイスがあり、なかなか楽しい。
この日は風が強く沖合はかなりな高波。ジェットコースターのようだった。
結局、船は土肥まで行かずに戸田どまり。戸田から土肥までは乗合タクシーで。

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土肥の花時計には大島桜が咲いていた。

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花時計の周りには裸足で歩くとご利益がある、足つぼ刺激コースが。

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四半世紀以上通っているかねうに宿泊。夕食も素晴らしいのだが、朝食も素晴らしい。
普通の旅館の食事はどうしても食べきれないのだが、ここの食事はあまりに
おいしくていつも全部平らげてしまう。今回は「とんとんめ」が出なかったのが残念。

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こんな生け花もさりげなくおもてなしに置いてある。

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これも大島桜系だと思う。今が盛りであった。

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古くからのお地蔵様が大切にされているのがよくわかる。
この地域の方々の温かさが伝わってくる。

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天気がよかったので予定通りにバスで松崎→大沢温泉に移動。
ここの河原は本当に幸せな気分になれる。護岸工事をする前はもっと
ふくよかだったのだが…

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CALVET のラベルって、こんなんだっけ?と思って裏を見ると、いつのまにか
サントリーの扱いになっていた。なるほどなぁ…恐るべし。

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やぎさんも健在であった。河原の雑草をきれいに食べて、ほとんど
芝生状態にしてくれる。

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二日目の宿、しんしまに到着。
この地方は旧暦で節句をやるので、ちょうどお雛様が。

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伊豆名物のつるし雛。このシンプルさと造形も好きだ。

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三日目は一日中雨。宿の近くの鰻屋でゆっくりと昼食。
ここも小川屋と同じで「客の顔を見てから裂き始める」系の店なので、
空腹の子どもたちをなだめながら、日本酒など優雅に飲みながら焼きあがるのを待つ。

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うまそうでしょ?

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四日目最終日は天気が回復したので松崎の那珂川河畔でまた飲む。
桜のうろにボトルとグラスがいーい具合にはまった。
この日は川向いのヤオハンでカルビ肉を仕込んで焼肉も。
コッヘルで焼肉をすると後(洗い)が大変なことを学んだ。

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那珂川桜遠景

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一つ前のエントリーで書いた西伊豆桜旅行はいつも変わらないルートで、土肥→松崎なのだが
那珂川河畔の桜がいつもの楽しみ。特に大沢温泉の桜は「きれいな小川+桜+寝転べる河畔+やぎ」
などあって、ほぼ理想的な条件を満たしている。
ここには4年ほど前までは「大沢荘」という安めの宿があって毎年泊まっていたのだが 、
もうなくなってしまった。夜にここの露天でカジカの鳴き声を聞くのが楽しみだったのだが…

写真は大沢温泉ではなくて松崎の那珂川河口の桜。α700+AF100/2@F8。
このレンズは絞っても素晴らしい。


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鰻 小川屋

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ここ20年くらい桜の季節には西伊豆に旅行しているが、その締めくくりに寄る店がここ、下田の小川屋。
「客の顔を見てから鰻を割く」系の店なので予約の電話を入れると到着時間に合わせて料理してくれもするのだが
それもつまらないので「ゆっくり待たせてもらいます」と予約して酒を飲む。
桜の季節には、備長炭の炭であくぬきをしたわらびのおひたしが楽しみ。
鰻は柔らかすぎず、脂も抜けすぎず、たれも甘すぎず、炭の香ばしさがとても活きた逸品だと思う。
ここの鰻を食べてからは東京で鰻を食べなくなった。
特に秀逸なのは肝吸い。ごく薄めの味付けもあって炭火の香りがふうわりとする。
恐らく肝を炭火で軽くあぶっているのだと思うが。

撮影はα700+AF35mm/1.4。


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