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夏休み最終日

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さて、夏休みの旅行も最終日だ。

昨日いただいて冷やしていた西瓜がまだ少し残っていたので皆で分けて
食べた。なぜか上の子はナチュラルハイ状態で、踊りながら食べている。
それほどにおいしかったということだろう。
なんとなく、サタデーナイトフィーバーを思い出す振り付けではある。

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松崎から一路バスで下田へ。
目当てはうなぎである。このうなぎ屋、下田のかなりはずれのほうにある。
子供連れで歩くと15分以上は炎天下を歩くことになる。車を使うことも
考えたが、予約の時間まで十分あるので歩いた。「確かこの通りだ」という
角を曲がると看板が見えた。

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到着。いつもののれんが。右側の看板は、おそらく店が桜田門にあった頃から
のものだろうと思うのだが、確認したことはない。
松崎を出る時に電話をいれた時にも言われたが、貼り紙のとおり松竹梅のうち、
松梅はすでに予約で完売とのことだった。ここがちょっと謎で、松竹梅の違い
はうなぎの量だけなのだ。
と書いていて、今気がついた。なるほど、そういうことか。
ひとつのお重に入れるのは一匹のうなぎ、と決めているということか。
なるほどー。松用うなぎ、梅用うなぎ、というのが泳いでいるわけだ。納得。

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うなぎの細かいことはいい。店に入ればまずはビールだ。
つまみは、うなぎの肝煮。山椒が利いていて、これが素晴らしくうまい。
春だと、備長炭の炭であくぬきしたわらびのおひたしがあるのは前にも書いたとおり。

ちなみに…
お気づきの方もいるかもしれないが、伊豆はどこに行ってもこのビールが出てくる…
わけではなくて、結局このビールが出る店しか私の中で残らないということかも
しれない。(これにそれほどこだわりがあるわけではなくて、アサヒでさえなければ
良いのですが)

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来た。この使いこんだうるしの漆器が期待を盛り上げてくれる。

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おいしそうでしょ。

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うな重自身もうまいのだが、ここの特徴はこの肝吸いなのではないかと
密かに思っている。「炭」の香りがふうわりとただようのは他では経験した
ことが無い。

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お腹いっぱいになったところで下田駅に戻る…はずだったのだが、
予定していた、帰路の踊り子号が満席でひとつ後ろにずらしたため
時間ができた。遊覧船に乗った帰りに海上保安庁の船を発見。「かの」と
言うらしい。東大宇宙研と同様にいい名付けをする人たちだと思った。

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次から次へ雲が湧き上がり、流れていく。いい天気だった。

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追伸:
自分のブログを読み返していて気がついたのだが、今回、小川屋では
座敷だけの予約を許してくれなかった。
昔は座敷だけ予約して、飲みながらゆっくり焼き上がりを待たせてもらうような
優雅なことができたのだが。が、これも季節によるのかもしれない。
この季節の混雑を考えればまあ、当然かも。

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夏休み

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またまた久しぶりになってしまった。
今年の夏休みも例年通り西伊豆にでかけた。
いつものコース、いつもの宿、だ。
代わり映えはしないのだが安心感はある。

新宿からロマンスカーで沼津、沼津港から船、というルートだが今年は雨のため
欠航するのではないかと気が気でなかった。欠航するとそれを補うためのバスが
一本だけ出る。これに乗り遅れるとあとはタクシーのみになってしまう。
幸い、船は出た。しかし毎年小さい船になる気がするなぁ。
今年はほとんど漁船か湾内観光クルーズ用の船の大きさになっていた…

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二日目の宿はしんしま。この宿も長い。もう 20 年以上通っているはずだ。
女将も代替わりしてしまった。

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内廊下に活けられた花。夕方近い光線がいい具合に射していた。

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宿の前を流れる那珂川。河口付近なので、覗き込むと「ずがに」の姿も見える。

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これはねむの木か?

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松崎で泳ぐことはほとんどない。この日は「東洋のコートダジュール」の
呼び声も高い、岩地まででかけた。

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日の高いうちに入る露天風呂ほどの幸せもそうないだろう。

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しんしまのエントランス。ピアノも自由に弾けるようになっている。
(私は引けません。子供がいたずらで弾いても寛容なのが良いところ。)

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最終日、本来は下田に出て「小川屋」の鰻で締めるところなのだが、
この日はあいにくお休みとのこと。松崎にもこだわりの鰻屋がある。
ここでお昼を。しかし、小川屋にはかなわない。
うーん、食べたくなってきた。そろそろもう一度でかけるかぁ…

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鰻 小川屋

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ここ20年くらい桜の季節には西伊豆に旅行しているが、その締めくくりに寄る店がここ、下田の小川屋。
「客の顔を見てから鰻を割く」系の店なので予約の電話を入れると到着時間に合わせて料理してくれもするのだが
それもつまらないので「ゆっくり待たせてもらいます」と予約して酒を飲む。
桜の季節には、備長炭の炭であくぬきをしたわらびのおひたしが楽しみ。
鰻は柔らかすぎず、脂も抜けすぎず、たれも甘すぎず、炭の香ばしさがとても活きた逸品だと思う。
ここの鰻を食べてからは東京で鰻を食べなくなった。
特に秀逸なのは肝吸い。ごく薄めの味付けもあって炭火の香りがふうわりとする。
恐らく肝を炭火で軽くあぶっているのだと思うが。

撮影はα700+AF35mm/1.4。


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