EOS-30D
ことの起こりは、こうだ。
連休前にひょんなことからNikkor 135/2がやってきた。
もちろんフランジバックの関係からα700には装着できない。
じゃ、どうするか。Nikonのボディを購入するか。
しかし、当面Nikkorではこのレンズ以外を使うつもりはない。
が、コンタックスのレンズは何本かマウント改造するつもりで既に所有している。
これはEOSを手に入れてマウントコンバータを使うのが順当ではないか。
幸い、30Dの中古価格はかなりこなれてきているので試してみたくなった。
…というわけで我が家にEOSがやってきた。
キャノンのカメラを使うのは子供の頃に父親のAE-1を借りて使って以来のことである。
師匠のご好意で、F-EOSなアダプタと、Distagon35/1.4、Sumicron50/2もお借りすることができた。
早速試写である。
30Dのファインダーはそれ以前の機種と比べるとかなり良くなっているという噂を聞いていたが
視力の弱い私にはまったくだめである。やむを得ず、ペンタックスの拡大(x1.18)ファインダーを装着。
かなり改善した気がする。
持ち出した機材はEOS-30D, Distagon35/1.4, Sonnar135/2.8, Nikkor135/2。
機材の運搬には機動力が必要である。我が家の機動力と言えば自転車。
幸い今日はよい天気。荷台に積んで調布の神代植物公園に出撃である。
ちょうど今日からバラ祭りが始まったところ。すごい人出であった。
券売機に50人以上は並んでいた。こんなのは初めて。
というわけで作例…なのだが、出て来た写真を見てわかったのはピンの甘いものが非常に多い。
拡大ファインダー装着状態でもやはりピント合わせが(私にとっては)厳しいことがわかった。
α700のファインダー性能の素晴らしさを再認識する結果になった。
うーみゅ、どうしたものか。
以下、作例なのだが共通するパラメータはWB=晴天、スタンダード、JPEG撮って出し。
D35/1.4はやはりすごいレンズであることはよーくわかったのだが、いかんせん開放では
ピンが合わない。悲しい。
まず最初はNikkor135/2@F2.8とSonnar135/2.8@F2.8の対決。
思ったよりも色味は変わらないが、ぼけの味つけが全く違うのはやはり予想通り。
Nikkor135/2@F2.8 ISO100
========
Sonnar135/2.8@F2.8 ISO100
========
以下3枚はNikkor135/2開放。
個人的な好みは一枚目のような日本的な絵なのだが、やはり私は日本のレンズが性に合っているのかなぁ…
三枚目はピンが甘いのを承知で上げている。
次はSonnar135/2.8@開放を三枚。
最後はDistagon35/1.4なのだが、困った。ピンが合っているのがほとんどない。
なけなしの二枚を上げる。ファインダーの快適さに調子に乗って開放で撮り続けた私が
悪うございました…
もともと、私はどうもバラを撮るのが昔から苦手だと逃げを打っておこう^^;)
明日は時間が許せば花以外のものにもチャレンジしてこようと思う。
Popularity: 28% [?]